昨日は血管外科でPTAだった。

もう20回以上PTAを行ってるが、今回、初めてエコー下によるPTAを行った。


エコー下PTAのメリットは、レントゲンを使わないので被曝の心配がまったくないこと、自分には関係ないけど造影剤アレルギーの人でも大丈夫なこと、造影剤を抜くための透析が必要ないことがある。

最大のメリットは、エコー下でピンポイントで局所麻酔を行うことができるので、バルーン拡張時に痛みがないことである。

今回、自分はこの局所麻酔を行わなかったが、処置中に先生から我慢できそうになかったら麻酔をすると言われた。


透視(レントゲン)下で行う場合は、画面がベッドの横にあるので自分も見ることができるが、エコー下のときは画面を見ることができないので、これは自分にとってのデメリットかな。

ただ、エコーの画面が見えたとしても理解できないけどね。(汗)


PTAのときに毎回言われることだが、人工血管(グラフト)の内側が相当荒れていて、一部は内膜が剥がれかけているので、いつシャントが閉塞してもおかしくないらしい。


処置をした先生に閉塞する可能性があるのになぜすぐに再建しないのかと尋ねると、2度目以降のグラフトの手術は、傷の治りや感染などの危険性が非常に高いので、できるだけ遅らせた方がいいそうだ。

あと、自分の場合、V側にステントグラフトが入っているので、それも再建を難しくしているようだ。


このステントグラフトにどのように繋ぐかを2人の先生が、PTAの処置中ずっと話してた。

ステントグラフトのサンプルをもらって、試しに縫ってみようかとも話してた。


さて、いつ閉塞して再建になるんだろうか?