感染者の報告形式が変更になり先週は報告がなかったので、今週は2週間分をまとめて、日本透析医会から透析患者さんの新型コロナウイルス感染者数の発表があった。
透析患者の感染者は、503名増えて13481名に、死亡者は17名増えて675名だった。
感染者が増えた地域は、北海道地区が18名、東北地区が17名、北関東地区が28名、南関東地区が120名、東京地区が138名、甲信越・北陸地区が30名、東海地区が17名、愛知地区が24名、近畿地区が12名、大阪地区が4名、中国地区が21名、四国地区が1名、九州・沖縄地区が55名、福岡地区が18名だった。
南関東地区と東京地区は感染者数が他の地区に比べてはるかに多いので、他の地区と縦軸の数字が違うので注意が必要である。
死亡者が増えた地域は、北海道地区が0名、東北地区が1名、北関東地区が2名、南関東地区が3名、東京地区が3名、甲信越・北陸地区が0名、東海地区が0名、愛知地区が1名、近畿地区が2名、大阪地区が0名、中国地区が2名、四国地区が0名、九州・沖縄地区が3名、福岡地区が0名だった。
(詳細は、こちら。)
ワクチンを2回接種して退院した人は1947名、亡くなられた人は116名、転帰不明は1118名だった。
ワクチンを3回接種して退院した人は2389名、亡くなられた人は37名、転帰不明は1469名だった。
ワクチンを4回接種して退院した人は1142名、亡くなられた人は22名、転帰不明は436名だった。
ワクチンを5回接種して退院した人は4名、亡くなられた人は0名、転帰不明は2名だった。
感染者の年代別の増加数は、40歳未満6名、40歳代が36名、50歳代が77名、60歳代が103名、70歳代が150名、80歳以上が126名であった。
年代別の致死率(転帰不明者を除く)は、40歳未満が0.5%、40歳代が2.6%、50歳代が2.7%、60歳代が5.4%、70歳代が9.5%、80歳代以上が15.1%、全体の致死率は8.0%であった。
今回の発表からワクチン5回接種の患者数の報告があった。
やはり、5回接種しても感染は防げない。