ハリーポッターのミュージカルを予定してた11/13の日曜日は、娘たちもどうせ東京に行くなら(似たもの親子)と、夜に日向坂のライブを予定してた。

娘たちは、車で来てたので、飲み会後に合流して、家まで一緒に帰った。


ライブは代々木体育館だったが、なぜか駐車場は表参道駅の近くだった。

LINEで車を停めた場所が送られてきたが、よく見ると、昨年オープンしたばかりのヨックモックミュージアムの近くだったので、ささっと寄ってきた。



南青山の住宅街にまるで邸宅なようなミュージアムが現れた。

お菓子のヨックモックの創業者の想いを二代目が引き継ぎ、30年以上かけて500点以上のパブロ・ピカソの陶器を買い集め、それらを中心に展示している美術館である。


ピカソが本格的に作陶し出したのは、第二次世界大戦後の65歳になってからだそうで、そのときにはすでに画家として地位を築いていて、その作品は高額で取引きされていた。

そんな状況に嫌気を感じてたピカソは、芸術作品としての質を保ちながら、気軽に日常使いできる皿や花瓶などの陶器を制作しては、知人などに渡していたそうである。


ミュージアムは、地下1階と2階に展示室があり、地下1階は撮影禁止だったが、2階は撮影OKだった。



一番気に入ったもの。



91歳でこの世を去るまでに、実に4000点もの作品を残したようである。


ピカソというと、今まで超人的な天才で取っ付きにくいというイメージだったが、人間味あふれる人だったんだと親近感を感じてしまった。