京セラ美術館では、いくつかの美術展が開かれていた。
次に観に行った『ボテロ展 ふくよかな魔法』もそのひとつである。
京セラ美術館の前は、名古屋市美術館で開かれていたが予定が合わず行けなかったので、ちょうど良かった。



コロンビア出身のフェルナンド・ボテロは、現代を代表する美術家のひとりである。


写真を見れば分かるとおり、ボテロにかかれば、人物、果物、楽器までも膨張したかのように描かれる。



ふくよかになるだけで、どこか官能的で、愛らしく感じる。



十字架に架けられたキリストまでも、どこか滑稽である。



モナリザも、見ている方が微笑してしまう。



あちこちで、クスクスと笑い声が聞こえる美術展だった。


京セラ美術館を後にして、平安神宮へ寄ってきた。



天気が良く汗ばんだので、風の通る朱雀門で腰掛けて暫し休憩をした。



このときまでは、仕事の電話がなく、観光で来てるかと錯覚してたが、この後、怒涛の電話攻撃で社殿まで行けず、新大阪での打合せ(飲み会)の時間が迫ってたので、京都駅に引き返した。