いろいろな媒体で報じられているので、ご存知の方が多いと思うが、愛知県愛西市で新型コロナワクチンを接種した女性が亡くなられた。
 
記事に拠れば、『ファイザー製のワクチン4回目接種を受けた後、体調が悪化。約15分後に呼吸が停止した。医師が強いアレルギー反応「アナフィラキシー」の治療に用いる「エピネフリン」の投与を試みたが、静脈ルートの確保ができなかったという。』とある。
 

 

 

この記事を読んで、疑問点が2つ。

〇なぜ静脈ルート?

エピネフリン(アドレナリン)って、素人でも筋肉注射だということを知っているのに、なぜ静脈に打とうとしたんだろうか?

 

〇なぜエピネフリン?

アドレナリンとエピネフリンは同じものである。

アドレナリンは日本人が世界で初めて結晶化に成功した。ところが、同時期にアメリカ人も結晶化に成功して、日本人はアメリカの技術を盗んだと主張した。

どういう経緯か分からないが、医療の世界ではエピネフリンと呼び、生物学の世界ではアドレナリンと呼んでいる。

ところが、その後アメリカ人の方法では結晶化ができないことが分かったので、アメリカ以外の国ではアドレナリンと呼ぶようになった。もちろん、日本でも日本薬局方でアドレナリンを正式名に定めている。

この記事の配信は時事通信社であるが、ちゃんと調べてアドレナリンと書いて欲しかった。

 

自分の場合、コロナワクチンの接種は、すべて集団接種会場で行っている。

アナフィラキシーになったときに町のクリニックでは不安だからである。

でも、こういうことが起こると不安が募る。

 

今月末に5回目の接種を集団接種会場で予約してるんだけど・・・。