感染者の報告形式が変更になり先週は報告がなかったので、今週は2週間分をまとめて、日本透析医会から透析患者さんの新型コロナウイルス感染者数の発表があった。
透析患者の感染者は、279名増えて12978名に、死亡者は6名増えて658名だった。
感染者が増えた地域は、北海道地区が26名、東北地区が32名、北関東地区が8名、南関東地区が64名、東京地区が37名、甲信越・北陸地区が8名、東海地区が19名、愛知地区が7名、近畿地区が2名、大阪地区が27名、中国地区が19名、四国地区が11名、九州・沖縄地区が16名、福岡地区が13名だった。
南関東地区と東京地区は感染者数が他の地区に比べてはるかに多いので、他の地区と縦軸の数字が違うので注意が必要である。
死亡者が増えた地域は、北海道地区が0名、東北地区が0名、北関東地区が0名、南関東地区が0名、東京地区が0名、甲信越・北陸地区が1名、東海地区が0名、愛知地区が0名、近畿地区が0名、大阪地区が2名、中国地区が1名、四国地区が1名、九州・沖縄地区が1名、福岡地区が0名だった。
(詳細は、こちら。)
ワクチンを2回接種して退院した人は1931名、亡くなられた人は115名、転帰不明は1115名だった。
ワクチンを3回接種して退院した人は2293名、亡くなられた人は32名、転帰不明は1464名だった。
ワクチンを4回接種して退院した人は887名、亡くなられた人は15名、転帰不明は417名だった。
中和抗体薬(ゼビュディ)を投与して退院した人は1626名で、亡くなられた人は50名、転帰不明は511名だった。(これらの人数は累積の数である。)
感染者の年代別の増加数は、40歳未満7名、40歳代が24名、50歳代が42名、60歳代が53名、70歳代が88名、80歳以上が61名であった。
年代別の致死率(転帰不明者を除く)は、40歳未満が0.5%、40歳代が2.6%、50歳代が2.9%、60歳代が5.6%、70歳代が9.9%、80歳代以上が15.6%、全体の致死率は8.2%であった。



