感染者の報告形式が変更になり先週は報告がなかったので、今週は2週間分をまとめて、日本透析医会から透析患者さんの新型コロナウイルス感染者数の発表があった。
透析患者の感染者は、296名増えて12699名に、死亡者は8名増えて652名だった。
感染者が増えた地域は、北海道地区が13名、東北地区が4名、北関東地区が15名、南関東地区が74名、東京地区が34名、甲信越・北陸地区が65名、東海地区が17名、愛知地区が10名、近畿地区が2名、大阪地区が23名、中国地区が19名、四国地区が8名、九州・沖縄地区が5名、福岡地区が7名だった。
南関東地区と東京地区は感染者数が他の地区に比べてはるかに多いので、他の地区と縦軸の数字が違うので注意が必要である。
死亡者が増えた地域は、北海道地区が0名、東北地区が0名、北関東地区が0名、南関東地区が5名、東京地区が1名、甲信越・北陸地区が1名、東海地区が0名、愛知地区が1名、近畿地区が0名、大阪地区が0名、中国地区が0名、四国地区が0名、九州・沖縄地区が0名、福岡地区が0名だった。
(詳細は、こちら。)
ワクチンを2回接種して退院した人は1924名、亡くなられた人は115名、転帰不明は1114名だった。
ワクチンを3回接種して退院した人は2211名、亡くなられた人は30名、転帰不明は1469名だった。
ワクチンを4回接種して退院した人は768名、亡くなられた人は14名、転帰不明は403名だった。
中和抗体薬(ゼビュディ)を投与して退院した人は1619名で、亡くなられた人は50名、転帰不明は510名だった。(これらの人数は累積の数である。)
感染者の年代別の増加数は、40歳未満9名、40歳代が18名、50歳代が54名、60歳代が66名、70歳代が73名、80歳以上が65名であった。
年代別の致死率(転帰不明者を除く)は、40歳未満が0.5%、40歳代が2.7%、50歳代が2.9%、60歳代が5.7%、70歳代が10.1%、80歳代以上が16.1%、全体の致死率は8.5%であった。