今週も日本透析医会から透析患者さんの新型コロナウイルス感染者数の発表があった。
透析患者の感染者は、395名増えて11226名に、死亡者は4名増えて615名だった。
感染者が増えた地域は、北海道地区が11名、東北地区が16名、北関東地区が12名、南関東地区が94名、東京地区が70名、甲信越・北陸地区が34名、東海地区が38名、愛知地区が24名、近畿地区が19名、大阪地区が17名、中国地区が16名、四国地区が3名、九州・沖縄地区が22名、福岡地区が19名だった。
死亡者が増えた地域は、南関東地区が2名、甲信越,北陸地区が2名だった。
(詳細は、こちら。)
ワクチンを2回接種して退院した人は1807名、亡くなられた人は109名、転帰不明は1112名だった。
ワクチンを3回接種して退院した人は1705名、亡くなられた人は23名、転帰不明は1413名だった。
ワクチンを4回接種して退院した人は277名、亡くなられた人は2名、転帰不明は327名だった。
中和抗体薬(ゼビュディ)を投与して退院した人は1520名で、亡くなられた人は45名、転帰不明は475名だった。(これらの人数は累積の数である。)
感染者の年代別の増加数は、40歳未満14名、40歳代が22名、50歳代が82名、60歳代が86名、70歳代が103名、80歳以上が88名であった。
年代別の致死率(転帰不明者を除く)は、40歳未満が0.6%、40歳代が3.1%、50歳代が3.5%、60歳代が6.3%、70歳代が11.7%、80歳代以上が18.5%、全体の致死率は9.6%であった。
まだまだ感染者数は多いが、ピークアウトを迎えたかもしれない。
全体の致死率が初めて10%を切った。