今週も日本透析医会から透析患者さんの新型コロナウイルス感染者数の発表があった。
透析患者の感染者は、664名増えて10330名に、死亡者は8名増えて604名だった。
感染者が増えた地域は、北海道地区が15名、東北地区が20名、北関東地区が46名、南関東地区が138名、東京地区が152名、甲信越・北陸地区が44名、東海地区が46名、愛知地区が21名、近畿地区が41名、大阪地区が21名、中国地区が48名、四国地区が5名、九州・沖縄地区が42名、福岡地区が25名だった。
死亡者が増えた地域は、南関東地区が1名、東京地区が1名、甲信越,北陸地区が1名、東海地区が1名、大阪地区が1名、九州・沖縄地区が1名、福岡地区が2名だった。
(詳細は、こちら。)
ワクチンを2回接種して退院した人は1717名、亡くなられた人は109名、転帰不明は1103名だった。
ワクチンを3回接種して退院した人は1385名、亡くなられた人は20名、転帰不明は1331名だった。
ワクチンを4回接種して退院した人は122名、亡くなられた人は1名、転帰不明は240名だった。
中和抗体薬(ゼビュディ)を投与して退院した人は1442名で、亡くなられた人は45名、転帰不明は477名だった。(これらの人数は累積の数である。)
感染者の年代別の増加数は、40歳未満18名、40歳代が48名、50歳代が104名、60歳代が133名、70歳代が210名、80歳以上が150名であった。
年代別の致死率(転帰不明者を除く)は、40歳未満が0.7%、40歳代が3.2%、50歳代が3.9%、60歳代が7.2%、70歳代が13.0%、80歳代以上が20.2%、全体の致死率は10.6%であった。
感染者の累計が1万人を超えてしまった。
また、感染者数は、過去最多になってしまった。
ただ、各地区の感染者数の増減を見るとマチマチなので、傾向がよく分からない。