火曜日は、長野での打合せを終えてから富山に向かった。

そう、これはチャンス到来。


去年の12月に行こうとして、冬季閉鎖中で行けなかったフォッサマグナ・ミュージアム。


 


ただ、長野での打合せが延びてしまい、ミュージアムに着いたときには17時を過ぎていて閉館してたので、フォッサマグナ・パークの方へ行ってきた。







真ん中の標識のところが、ちょうど糸魚川-静岡構造線(通称:糸静線)で、その左側(西側)の灰色のところがユーラシアプレートで、右側(東側)の土色のところが北米プレートである。

西側は約2億7000万年前の古い岩石、東側は約1600万年前の新しい岩石である。


境界の前後数メートルは、プレート同士の押し合いで揉まれた破砕帯になる。


実際に糸静線が露頭しているところを見ることができてきて、ちょっと興奮してしまった。


岩石の違いは井戸水の味にも現れる。

西側のユーラシアプレートの水はミネラル分が少ない軟水で、東側の北米プレートの水はミネラルが豊富に溶けた硬水となる。

この井戸水の違いをフォッサマグナ・パークで感じられるような施設があれば言うことなかったんだけど。