今週も日本透析医会から透析患者さんの新型コロナウイルス感染者数の発表があった。

 

透析患者の感染者は、523名増えて8417名に、死亡者は3名増えて580名だった。

 

感染者が増えた地域は、北海道地区が12名、東北地区が12名、北関東地区が19名、南関東地区が172名、東京地区が99名、甲信越・北陸地区が14名、東海地区が30名、愛知地区が23名、近畿地区が19名、大阪地区が15名、中国地区が21名、四国地区が7名、九州・沖縄地区が25名、福岡地区が55名だった。

死亡者が増えた地域は、南関東地区の1名、大阪地区の2名だった。

(詳細は、こちら。)

 

ワクチンを2回接種して退院した人は1653名、亡くなられた人は101名、転帰不明は1046名だった。

ワクチンを3回接種して退院した人は756名、亡くなられた人は10名、転帰不明は904名だった。

 

中和抗体薬(ゼビュディ)を投与して退院した人は1318名で、亡くなられた人は44名、転帰不明は451名だった。(これらの人数は累積の数である。)

 

感染者の年代別の増加数は、40歳未満20名、40歳代が46名、50歳代が97名、60歳代が108名、70歳代が137名、80歳以上が113名であった。

 

年代別の致死率(転帰不明者を除く)は、40歳未満が0%、40歳代が3.5%、50歳代が4.7%、60歳代が8.3%、70歳代が15.7%、80歳代以上が23.5%、全体の致死率は12.4%であった。

 

四国地区以外の地区が2ケタの感染者だった。四国地区は先週が2ケタ増だったが。

60歳以上の感染者が3ケタだった。

感染者数に比べて、死亡者数が少ないので、全年代に渡って致死率が下がっている。