今週も日本透析医会から透析患者さんの新型コロナウイルス感染者数の発表があった。

 

透析患者の感染者は、409名増えて7894名に、死亡者は3名増えて577名だった。

 

感染者が増えた地域は、北海道地区が7名、東北地区が1名、北関東地区が12名、南関東地区が90名、東京地区が163名、甲信越・北陸地区が19名、東海地区が23名、愛知地区が5名、近畿地区が11名、大阪地区が3名、中国地区が16名、四国地区が12名、九州・沖縄地区が15名、福岡地区が32名だった。

死亡者が増えた地域は、南関東地区の2名、東京地区の1名だった。

(詳細は、こちら。)

 

ワクチンを2回接種して退院した人は1635名、亡くなられた人は100名、転帰不明は1014名だった。

ワクチンを3回接種して退院した人は617名、亡くなられた人は9名、転帰不明は706名だった。

 

中和抗体薬(ゼビュディ)を投与して退院した人は1428名で、亡くなられた人は51名、転帰不明は429名だった。(これらの人数は累積の数である。)

 

感染者の年代別の増加数は、40歳未満14名、40歳代が34名、50歳代が77名、60歳代が90名、70歳代が108名、80歳以上が89名であった。

 

年代別の致死率(転帰不明者を除く)は、40歳未満が0%、40歳代が3.6%、50歳代が4.9%、60歳代が8.6%、70歳代が16.2%、80歳代以上が24.5%、全体の致死率は12.8%であった。

 

どの地区にも感染者が発生し、感染者数が倍増したが、実感としてはもっと増えているんじゃないかと思う。

やはり、亡くなる方は少ない。