【ネタバレあり】
先週の土曜日に『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』を放映していたので、録画して透析中に観てた。
映画の中で、サラッとエクモ(体外式膜型人工肺:ExtraCorporeal Membrane Oxygenation)という言葉が出てきて驚いた。
映画館で一度観てるんだけど、そのときはまったく気がつかなかった。
フェリーが海ほたるに衝突し、翔北ドクターヘリで白石先生(新垣結衣)や藍沢先生(山下智久)達が現場に向かった。
負傷者が船底にいるとの無線で、白石先生と藍沢先生は船底に向かったが、その途中で切れた電線で感電した藍沢先生は高所から落下した。
心停止してしまった藍沢先生にAEDを行い、心拍が再開したので、挿管したまま、ドクターヘリで翔陽大学附属北部病院に向かった。
ICUの画面には、肺挫傷の文字。
ICUでの橘先生(椎名桔平)と白石先生の会話。
白石先生:サチュレーション(SpO2)が90をきりました。
橘先生:PaO2は?
白石先生:97です。
橘先生:純酸素投与でそれだけか?マズイな。肺機能が限界かも?
白石先生:エクモ入れましょう!肺の負担を減らして回復を待てば可能性がでてきます。
橘先生:準備してくれ。
エクモという言葉が出てきたのはこの1回だけだったが、コロナの報道で散々聞かされていたので、会話の意味もよくわかった。
ただ、聞き間違いかもしれないけど、確かにSpO2が90だと言ってた。エクモを入れるほど低くない気がするけど。
それにしても、このドラマは医療者が二次被害によくあう。
黒田先生(柳葉敏郎)の右腕切断に始まり、緋山先生(戸田恵梨香)の心破裂、藤川先生(浅利陽介)のクラッシュシンドローム。
ドラマだから仕方ないけど、こんな危険な職場なら誰も担い手がいなくなるよ。