今週も日本透析医会から透析患者さんの新型コロナウイルス感染者数の発表があった。
透析患者の感染者は、156名増えて7217名に、死亡者は1名増えて573名だった。
感染者が増えた地域は、北海道地区が0名、東北地区が1名、北関東地区が3名、南関東地区が26名、東京地区が71名、甲信越・北陸地区が3名、東海地区が6名、愛知地区が2名、近畿地区が1名、大阪地区が4名、中国地区が10名、四国地区が0名、九州・沖縄地区が18名、福岡地区が11名だった。
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ワクチンを2回接種して退院した人は1612名、亡くなられた人は100名、転帰不明は982名だった。
ワクチンを3回接種して退院した人は495名、亡くなられた人は6名、転帰不明は414名だった。
中和抗体薬(ゼビュディ)を投与して退院した人は1383名で、亡くなられた人は49名、転帰不明は392名だった。(これらの人数は累積の数である。)
感染者の年代別の増加数は、40歳未満6名、40歳代が15名、50歳代が16名、60歳代が32名、70歳代が32名、80歳以上が19名であった。
年代別の致死率(転帰不明者を除く)は、40歳未満が0%、40歳代が3.9%、50歳代が5.2%、60歳代が8.9%、70歳代が16.7%、80歳代以上が25.1%、全体の致死率は13.3%であった。
一般人口では各地で感染者数の過去最高を更新しているが、透析患者ではまだそこまでの流行ではないようだ。