今週も日本透析医会から透析患者さんの新型コロナウイルス感染者数の発表があった。

 

透析患者の感染者は、47名増えて7061名に、死亡者はゼロで先週と変わらず572名だった。

 

感染者が増えた地域は、北海道地区が0名、東北地区が0名、北関東地区が3名、南関東地区が8名、東京地区が7名、甲信越・北陸地区が6名、東海地区が1名、愛知地区が1名、近畿地区が3名、大阪地区が5名、中国地区が2名、四国地区が0名、九州・沖縄地区が6名、福岡地区が5名だった。

(詳細は、こちら。)

 

ワクチンを2回接種して退院した人は1607名、亡くなられた人は100名、転帰不明は984名だった。

ワクチンを3回接種して退院した人は473名、亡くなられた人は6名、転帰不明は360名だった。

 

中和抗体薬(ゼビュディ)を投与して退院した人は1380名で、亡くなられた人は49名、転帰不明は373名だった。(これらの人数は累積の数である。)

 

感染者の年代別の増加数は、40歳未満0名、40歳代が2名、50歳代が14名、60歳代が9名、70歳代が12名、80歳以上が10名であった。

 

年代別の致死率(転帰不明者を除く)は、40歳未満が0%、40歳代が3.9%、50歳代が5.1%、60歳代が9.1%、70歳代が16.8%、80歳代以上が25.1%、全体の致死率は13.4%であった。

 

世間ではオミクロン株の変異種であるBA.5の置き換わりで第7波に突入したようであるが、透析患者の感染者数にはまだその兆候は現れていない。

時間の問題なのかもしれない。