今週も日本透析医会から透析患者さんの新型コロナウイルス感染者数の発表があった。

先週はシステムトラブルがあり、発表がなかったので、2週間まとめての発表となった。

 

透析患者の感染者は、85名増えて7014名に、死亡者は3名増えて572名だった。

 

感染者が増えた地域は、北海道地区が2名、東北地区が1名、北関東地区が5名、南関東地区が19名、東京地区が13名、甲信越・北陸地区が5名、東海地区が6名、愛知地区が4名、近畿地区が5名、大阪地区が4名、中国地区が7名、四国地区が8名、九州・沖縄地区が3名、福岡地区が3名だった。

(詳細は、こちら。)

 

ワクチンを2回接種して退院した人は1595名、亡くなられた人は100名、転帰不明は986名だった。

ワクチンを3回接種して退院した人は459名、亡くなられた人は6名、転帰不明は339名だった。

 

中和抗体薬(ゼビュディ)を投与して退院した人は1371名で、亡くなられた人は49名、転帰不明は374名だった。(これらの人数は累積の数である。)

 

感染者の年代別の増加数は、40歳未満3名、40歳代が7名、50歳代が24名、60歳代が16名、70歳代が22名、80歳以上が13名であった。

 

年代別の致死率(転帰不明者を除く)は、40歳未満が0%、40歳代が3.9%、50歳代が5.2%、60歳代が9.1%、70歳代が16.9%、80歳代以上が25.3%、全体の致死率は13.5%であった。

 

システムトラブルで2週間まとめての数値なので、参考程度に。