今週も日本透析医会から透析患者さんの新型コロナウイルス感染者数の発表があった。
透析患者の感染者は、75名増えて6556名に、死亡者は2名増えて557名だった。
感染者が増えた地域は、北海道地区が2名、東北地区が2名、北関東地区が2名、南関東地区が5名、東京地区が22名、甲信越・北陸地区が1名、東海地区が9名、愛知地区が4名、近畿地区が10名、大阪地区が5名、中国地区が3名、四国地区が3名、九州・沖縄地区が3名、福岡地区が4名だった。
亡くなられた方は、東京地区の2名だけだった。
(詳細は、こちら。)
ワクチンを2回接種して退院した人は1514名、亡くなられた人は94名、転帰不明は933名だった。
ワクチンを3回接種して退院した人は351名、亡くなられた人は6名、転帰不明は208名だった。
中和抗体薬(ゼビュディ)を投与して退院した人は1249名で、亡くなられた人は47名、転帰不明は333名だった。(これらの人数は累積の数である。)
感染者の年代別の増加数は、40歳未満23名、40歳代が6名、50歳代が22名、60歳代が15名、70歳代が23名、80歳以上が11名であった。
年代別の致死率(転帰不明者を除く)は、40歳未満が0%、40歳代が3.9%、50歳代が4.9%、60歳代が9.5%、70歳代が17.6%、80歳代以上が26.1%、全体の致死率は14.0%であった。
減り方は少ないが、確実に減少していることはいいことだ。