今週も日本透析医会から透析患者さんの新型コロナウイルス感染者数の発表があった。
透析患者の感染者は、74名増えて6402名に、死亡者は2名増えて555名だった。
感染者が増えた地域は、北海道地区が1名、東北地区が5名、北関東地区が2名、南関東地区が6名、東京地区が18名、甲信越・北陸地区が2名、東海地区が2名、愛知地区が5名、近畿地区が4名、大阪地区が5名、中国地区が9名、四国地区が0名、九州・沖縄地区が9名、福岡地区が6名だった。
死亡者数が増えた地域は、東京地区の2名だけだった。(詳細は、こちら。)
ワクチンを2回接種して退院した人は1450名、亡くなられた人は92名、転帰不明は949名だった。
ワクチンを3回接種して退院した人は280名、亡くなられた人は6名、転帰不明は201名だった。
中和抗体薬(ゼビュディ)を投与して退院した人は1176名で、亡くなられた人は46名、転帰不明は339名だった。(これらの人数は累積の数である。)
感染者の年代別の増加数は、40歳未満が3名、40歳代が6名、50歳代が8名、60歳代が13名、70歳代が28名、80歳以上が25名であった。
年代別の致死率(転帰不明者を除く)は、40歳未満が0%、40歳代が4.0%、50歳代が5.2%、60歳代が10.0%、70歳代が18.2%、80歳代以上が26.8%、全体の致死率は14.5%であった。
また、感染者数が2ケタに戻ったので、ゴールデンウィークの感染増は、なかったのかもしれない。