陽気に誘われたわけではないけど、月曜日に岐阜県と長野県の県境の方へ打合せに出かけた。

ところが、途中、道に迷ってしまったところの看板に『この先の吊り橋は木製のため、車両は通行できません』とあった。
要するに、この先通行止めということ。(汗)

木製吊り橋という言葉に興味を引かれたので、車を停めて歩いて見に行った。

そこには何とも味のある吊り橋が佇んでいた。
後から調べたところ、橋の長さは60.9mで幅は2.5mであった。
しかも、大正15年に造られたんだとか。






吊り橋の塔はコンクリート製で、橋の桁や床版が木製だった。

橋の名前は『村瀬橋』といい、橋を建造した大同電力の常務の名前なんだとか。

奥には同じ年に大同電力が建設した落合ダムだ見えた。
落合ダムを利用した落合発電所および新落合発電所は、(中部電力の管轄エリアなんだけど)関西電力が運営している。




この大同電力の初代社長は電力王と言われた福澤桃介翁(福澤諭吉の婿養子)である。
桃介翁と日本の女優第1号である川上貞奴のラブロマンスは、確かNHKの大河ドラマになった。
(加筆)
1985年に放送された『春の波涛』で、貞奴役は松坂慶子さん、桃介役は風間杜夫さんが演じた。
(加筆終り)

桃介翁と貞奴が住んでいた名古屋の住居は、(二葉町にあったため)『二葉御殿』と呼ばれていた。
今は名古屋市に寄贈されて『文化のみち二葉館』として公開されている。