今週も日本透析医会から透析患者さんの新型コロナウイルス感染者数の発表があった。
 
透析患者の感染者は、129名増えて5726名に、死亡者数は5名増えて530名だった
 

感染者が増えた地域は、北海道地区が9名、北関東地区が7名、南関東地区が41名、東京地区が27名、甲信越・北陸地区が5名、東海地区が8名、愛知地区が5名、近畿地区が8名、大阪地区が12名、中国地区が1名、四国地区が1名、九州・沖縄地区が3名、福岡地区が2名だった。

死亡者数が増えた地域は、東京地区が4名、東海地区が1名だった。

(詳細は、こちら

 

ワクチンを2回接種して退院した人は1279名、亡くなられた人は82名、転帰不明は917名だった。

ワクチンを3回接種して退院した人は73名、亡くなられた人は1名、転帰不明は75名だった。

 

中和抗体薬(ゼビュディ)を投与して退院した人は933名で、亡くなられた人は38名、転帰不明は310名だった。(これらの人数は累積の数である。)

 

感染者の年代別の増加数は、40歳未満が3名、40歳代が10名、50歳代が30名、60歳代が34名、70歳代が27名、80歳以上が24名であった。

 

年代別の致死率(転帰不明者を除く)は、40歳未満が0%、40歳代が4.5%、50歳代が5.9%、60歳代が10.5%、70歳代が20.0%、80歳代以上が29.6%、全体の致死率は15.9%であった。

 

先週より感染者数も死亡者数もほぼ変わらない数である。

このまま減らずに、第7波に突入するかも。