今週も日本透析医会から透析患者さんの新型コロナウイルス感染者数の発表があった。
 
透析患者の感染者は、126名増えて5597名に、死亡者数は6名増えて525名だった
 

感染者が増えた地域は、北海道地区が1名、東北地区が4名、北関東地区が9名、南関東地区が40名、東京地区が10名、甲信越・北陸地区が7名、東海地区が2名、近畿地区が16名、大阪地区が19名、中国地区が12名、四国地区が1名、九州・沖縄地区が4名、福岡地区が1名だった。

死亡者数が増えた地域は、東北地区が1名、南関東地区が3名、東京地区が1名、近畿地区が1名だった。

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ワクチンを2回接種して退院した人は1209名、亡くなられた人は80名、転帰不明は910名だった。

ワクチンを3回接種して退院した人は56名、亡くなられた人は1名、転帰不明は63名だった。


中和抗体薬(ゼビュディ)を投与して退院した人は874名で、亡くなられた人は36名、転帰不明は307名だった。(これらの人数は累積の数である。)

 

感染者の年代別の増加数は、40歳未満が2名、40歳代が13名、50歳代が27名、60歳代が26名、70歳代が36名、80歳以上が22名であった。

 

年代別の致死率(転帰不明者を除く)は、40歳未満が0%、40歳代が4.7%、50歳代が6.1%、60歳代が10.9%、70歳代が20.3%、80歳代以上が30.2%、全体の致死率は16.3%であった。


先週より感染者数も死亡者数も減ってきたが、まだまだ感染者数は3ケタである。