今週も日本透析医会から透析患者さんの新型コロナウイルス感染者数の発表があった。
 
透析患者の感染者は、219名増えて5471名に、死亡者数は10名増えて519名だった
 

感染者が増えた地域は、北海道地区が5名、東北地区が1名、北関東地区が12名、南関東地区が36名、東京地区が64名、甲信越・北陸地区が1名、東海地区が11名、愛知地区が6名、近畿地区が27名、大阪地区が35名、中国地区が3名、四国地区が1名、九州・沖縄地区が9名、福岡地区が8名だった。

死亡者数が増えた地域は、東京地区が1名、甲信越・北陸地区が1名、東海地区が1名、愛知地区が1名、近畿地区が1名、大阪地区が4名、福岡地区が1名だった。

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ワクチンを2回接種して退院した人は1122名、亡くなられた人は74名、転帰不明は919名だった。

ワクチンを3回接種して退院した人は45名、亡くなられた人は1名、転帰不明は50名だった。


中和抗体薬(ゼビュディ)を投与して退院した人は813名で、亡くなられた人は35名、転帰不明は298名だった。(これらの人数は累積の数である。)

 

感染者の年代別の増加数は、40歳未満が5名、40歳代が15名、50歳代が35名、60歳代が35名、70歳代が82名、80歳以上が48名であった。

 

年代別の致死率(転帰不明者を除く)は、40歳未満が0%、40歳代が4.9%、50歳代が6.4%、60歳代が11.2%、70歳代が20.9%、80歳代以上が30.6%、全体の致死率は16.7%であった。


先週より感染者数も死亡者数も減ってきたが、まだまだ絶対数は多い。