2月9日、中医協(中央社会保険医療協議会)は、2022年度診療報酬改定に関する答申書を提出した。(詳細は、こちら。)

 

透析患者に直接影響があるものは、

①慢性維持透析患者外来医学管理料

  2,250点⇒2,211点 とマイナス49点(490円)の改定

 

②人工腎臓の評価の見直し

慢性維持透析1の場合)

  4時間未満1,924点⇒1,885点(マイナス39点)

  4時間以上5時間未満2,084点⇒2,045点(マイナス39点)

  5時間以上2,219点⇒2,180点(マイナス39点)

慢性維持透析2の場合)

  4時間未満1,884点⇒1,845点(マイナス39点)

  4時間以上5時間未満2,005点⇒2,045点(マイナス39点)

  5時間以上2,174点⇒2,135点(マイナス39点)

慢性維持透析3の場合)

  4時間未満1,844点⇒1,805点(マイナス39点)

  4時間以上5時間未満1,999点⇒1,960点(マイナス39点)

  5時間以上2,129点⇒2,090点(マイナス39点)

 

③透析時運動指導加算

  開始した日から90日を限度として、75点(750円)の加算

 

月に13回透析があるとしたら、

49点+13×39点=556点(5,560円)が単純にマイナスになる。