感染者が増えた地域は、北海道地区が3名、北関東地区が3名、南関東地区が26名、東京地区が85名、甲信越・北陸地区が2名、東海地区が5名、愛知地区が1名、近畿地区が18名、大阪地区が19名、中国地区が9名、九州・沖縄地区が8名、福岡地区が10名だった。
死亡者数が増えた地域は、北関東地区が2名、東京地区が2名、近畿地区が2名だった。
(詳細は、こちら。)
ワクチンを2回接種して退院した人は160名、亡くなられた人は17名、転帰不明は226名だった。
中和抗体薬(ロナプリーブまたはゼビュディ)を投与して退院した人は154名で、亡くなられた人は8名、転帰不明は68名だった。(これらの人数は累積の数である。)
感染者の年代別の増加数は、40歳未満が6名、40歳代が13名、50歳代が36名、60歳代が45名、70歳代が50名、80歳以上が36名であった。
年代別の致死率は、40歳未満が0%、40歳代が4.5%、50歳代が5.3%、60歳代が10.0%、70歳代が19.5%、80歳代以上が28.4%、全体の致死率は14.5%であった。
先週に比べて倍増してちょっと驚いたので、全人口における透析患者の割合と比べてみることにした。
日本の人口は1億2544万人で、透析患者の数は347,671人であるから、全人口に占める透析患者の割合は、
347674÷125440000×100=0.277%
1週間のコロナ陽性患者の数は411,470人だから、陽性患者に占める透析患者の割合は、
190÷411470×100=0.046%となる。
0.277÷0.046=6.0だから
人口比で考えると、今の透析患者のコロナ陽性患者は1/6であることが分かる。
さらに、全人口の平均年齢は47.4歳で透析患者の平均年齢が69.4歳なので、平均年齢の高い透析患者の方がより感染しやすいはずだけど、それが少ないということは、それなりに気をつけているということかな。