赤味噌が幅を利かせてる名古屋だけど、雑煮は透き通ったすまし仕立てである。

日本一質素な(貧相とも言う)な雑煮の具は、愛知県の伝統野菜であるもち菜と花かつおだけである。
餅は、四角い切り餅を焼かずに煮る。
出汁はかつお節(ホントは、ムロアジ節やサバ節)で取り、たまり醤油(赤つゆ)か白醤油(白つゆ)で味を調える。
一般的には、白醤油の白つゆなのかな。


これにはいわれがあって、
味噌をつけない(しくじらない):味噌味にしない
名(菜)を上げる:もち菜を使う
城(白い餅)は焼かない:煮餅にする
と、尾張徳川藩由来の武家の教えからきているらしい。

ただ、赤味噌味の雑煮を食べないかと言うとそうでもなく、うちの家では子どもたちが学生の間、三が日はすまし仕立ての雑煮でそれ以外は赤味噌味の雑煮を食べてた。

理由は定かでないが、子どもたちが働くようになってからは、元旦だけすまし仕立ての雑煮にしている。