名古屋市では、市内在住の65歳以上の高齢者や4級以上の障害者手帳保持者などの希望者に福祉特別乗車券を配布している。
これを持っていると、市営バス、市営地下鉄、あおなみ線、ゆとりーとラインに無料で乗ることができる。
障害者の等級によっては、介護者用の福祉特別乗車券も配布される。
以前は、紙の乗車券であったが、manacaというIC乗車券に変更になった。
来年の2月1日から、利用範囲が私鉄(JR東海、名鉄、近鉄)に拡大される。ただ、名古屋市内の駅を乗車および降車した場合のみに適用されるので、名古屋市内で乗って、名古屋市外で降りる場合には、全線に渡って適用されない。
私鉄を利用する場合には、manacaにチャージしておき、いったんは自腹した後、2ヶ月ごとに私鉄の利用料金を集計して、指定した口座に振り込まれるというちょっとややこしい制度になった。
しかも、福祉特別乗車券の更新の際には、manacaにチャージした金額が引き継がれないので、一度ゼロにしないといけない。
また、利用範囲が拡大され利便性が増したが、年間730回という回数制限が導入された。
気をつけなくてはいけないのは、名鉄犬山線の下小田井駅である。
下小田井駅の前後の駅は、東枇杷島駅と中小田井駅でいずれも名古屋市内に駅があるが、間の下小田井駅は清須市なので、適用されない。
なんとも杓子定規な規程になっている。