この展覧会に来るまで知らなかったけど、バルビゾン派と印象派を結びつけたのが、ウジェーヌ・ブーダンだと言われている。

ブーダンは、青空と白雲の表現に優れ、コローから『空の王者』と言われた。また、クロード・モネを熱心に指導し、モネから師匠とあがめられたそうである。

 

そんな、ブーダンの『水飲み場の牛の群れ』である。

 

 

近づいてよく見ると牛はそんなに細かく描かれておらず、風景の中に溶け込んでいるかのようである。

今にも降り出しそうな雲行きの表現は、さすが空の王者。

 

気になったのは、オーギュスト・ルノアールの『ノルマンディーの海景』である。

人物を描いた作品が圧倒的に多いので、風景画は意外だった。

 

ランス美術館コレクション風景画のはじまりコローから印象派へ

 

発表当時は未完成作品だと酷評されたそうであるが、夕陽の一瞬の情景をすばやいタッチで描いたものだそうである。

この絵を見ていると、暖かくほんわかとした気分になった。