mRNAのウリジンを修飾変更して体内への取り込みに成功したが、運搬時に安定せず、すぐに分解されてしまう問題が残った。


1976年にマサチューセッツ工科大学のロバート・ランガー教授がRNAなどの核酸がPEG(ポリエチレングリコール)などのポリマーに包まれている場合、ポリマーが炎症反応を引き起こさず核酸を放出できるという論文を発表した。

発表された当初は、多くの批判を浴び、まったく信用されなかったようである。


しかし、RNAをPEGに包むことが、mRNAワクチンのデリバリーシステム構築に役にたった。


ワクチンの副反応やアレルギーが問題になっているが、以前ブログで紹介したWEB講座でも言っていたが、このPEG(ポリエチレングリコール)が犯人である。


なお、ロバート・ランガー教授はモデルナ社の共同創始者である。


モデルナ(ModeRNA)社は、修飾RNAにちなんで命名されたそうである。


カタリン・カリコー①〜③で3人の名前が出てきたが、恐らくこの3人がノーベル医学生理学賞を受賞するはずだ。