以前、愛知県の抗体検査の抽選に外れたが、そのときの検査結果の確定値が厚生労働省から発表された。
調査は5都府県で行われ、その結果は、東京が1.35%、大阪が0.69%、宮城が0.14%、福岡が0.42%、愛知が0.71%だった。
宮城県以外は速報値より数字が上がっているが、速報値は2種類の検査試薬(アボット社、ロシュ社)を用いた簡易な検査方法だったが、確定値は中和試験(確認された抗体が、実際に新型コロナウイルスの感染を防御する機能を持っているかを確認する調査)により調査したからのようだ。
愛知県の人口は、7,537,672人で、検査時点の感染者数が10,125人なので、感染率は10,125/7,537,672=0.13%となる。
すなわち、7,537,672×0.0071-10,125=43,392人は、本人が気づかずに感染していたことになる。
ただ、集団免疫を獲得するには、70%以上の人が抗体を持つことが必要なので、自然感染に任せていたら何年もかかってしまう。
