三重県立美術館で開催されている『ショック・オブ・ダリ サルバドール・ダリと日本の前衛』を見てきた。



サルバドール・ダリといえば、パブロ・ピカソと並びシュルレアリスムを代表する画家であるが、ピンと跳ねた特徴的なひげやぐにゃぐにゃの時計の作品しか知らない。
ピカソに比べれば、圧倒的に知識が少ない。

有名なぐにゃぐにゃの時計(作品名は、記憶の固執)。


この絵に代表されるような、ひとつのイメージに、別のもうひとつのイメージを重ね合わせた手法(ダブルイメージという)をダリが発明した。
ダリ自身は、『偏執狂的批判的手法』と称した。

『記憶の固執』では、絶対的な時間というものを表している時計と、溶けた姿から曖昧さを連想させるカマンベールチーズという対照的な存在を重ね合わせたもの。
なぜカマンベールチーズかというと、ダリの奥さんがカマンベールチーズを食べてるときに、時間と共に溶け出すカマンベールチーズを見てこの作品を構想したらしい。

展示室の前には、唇の形のソファーがあり、実際に座っての写真撮影がOKだった。
柔らかそうな見た目だけど、実際は硬かった。
コロナ禍でなければ、写真撮影に長蛇の列だったと思うけど、並ばなくてもすんだ。


そういえば、こんな形のチョコをもらったんだった。(汗)

この展示会は、日本最大のダリのコレクションを誇る諸橋近代美術館(福島県北塩原村)の収蔵品を中心に、ダリに影響を受けた日本人画家の絵を展示している。

会場の中に、この諸橋近代美術館 (URLがDALI)を紹介する映像が流れていたが、とっても素晴らしいロケーションで、機会があればぜひ行ってみたいと思った。