よこび(横浜美術館)で開催されているトライアローグ展に行ってきた。
よこびは、この展覧会が終わる3月から3年ほど大規模改修に入る。



タイトルのトライアローグは、3者による会談(鼎談;ていだん)という意味。
日本有数の公立美術館である横浜美術館、愛知県美術館、富山県美術館の3館がそれぞれのコレクションを組み合わせて20世紀西洋美術の歴史を振り返る展覧会である。

3館が誇る西洋美術コレクションから、ピカソ、クレー、ミロ、ダリ、ベーコン、ウォーホルなど20世紀美術史を彩った巨匠たちの作品120点が一同に会する展覧会である。

タイトルにちなんで、『3』をキーワードとして、20世紀の美術史の流れを『3章立て、30年区切り』で紹介している。


タイトル画は、ゲルハルト・リヒターの『オランジェリー』である。


オランジェリーは、オレンジを栽培する温室のことで、巨大なキャンバスの前に立つと月並みだけど、吸い込まれそうになる。

コロナ禍のため、人がほとんどいなかったので、好きなだけ眺めることができた。