新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、新聞や雑誌の紙面に『コロナ禍』という言葉が頻繁に登場するようになった。

紙面には「コロナ禍」と書くが、ほとんど口に出して言わない。

「禍」は、「わざわい」とも読み、部首の「示」は神様を表すので、何か神様に関係している意味があるのかを調べてみた。

「禍」が用いられる言葉として、戦禍、舌禍、薬禍などがあり、決して神様ではなく人間が起こしたことのようである。

つくりの「咼(か、かい)」は、鍋や渦などに使われ、中央が凹んでいる状態から、マイナスを表すらしい。

「福」も示へんで、神様が下さる良い出来事なので、「禍」と「福」は対をなす言葉だそうだ。

「わざわい」と読む字には「災」もあるが、こちらには対となる字がないようだ。
これは、災にとって反対となる良いことは、災(害)がないことだからだそうだ。

漢字は奥が深い。