パルスオキシメーターは、どのようにして血中酸素飽和度を測定しているのか調べてみた。
あの指にある測定器には、下の図のように赤色(R)と赤外(IR)の2種類の光を発生するLEDと、それらを受光するセンサーが入っている。
パルスオキシメーターをはめられてる指を外から見ても赤く光ってるのは確認できる。
赤血球が鮮やかに赤く見えるのは、赤血球の中にあるヘモグロビンが酸素を取り込んでいるからであり、酸素を取り込んでいないと暗い赤色になる。
赤色に見えるのは、赤色光を吸収しない(反射している)からである。(下図参照:Hbは酸素と結合していないヘモグロビン、HbO2は酸素と結合しているヘモグロビン)
例えば、酸素を取り込んだヘモグロビンが多いと赤色光の強度が弱く、赤外光の強度が強くなるので、その強度差は大きくなる。
こうして調べた酸素飽和度はSpO2(エスピーオーツー)と呼ぶが、動脈血を直接採血して得られる酸素飽和度は、SaO2(エスエーオーツー)と言う。
Sはsaturation(飽和度)、pはpulse(脈拍)、aはartery(動脈)の略である。
ここで、疑問が出てきた。
指にはさんだパルスオキシメーターは、なぜ動脈だけを選んで測定することができるんだろうか?
LEDと受光センサーの間には、爪、皮膚、肉、骨などいろいろな臓器があるのに。

