名神高速道路と東海北陸道の接続部である一宮JCTでファスナー合流が始まって数ヶ月が過ぎた。
JCTの渋滞が激しい箇所では、一般的に合流する加速車線を延ばすことが行われてきた。
ところが、渋滞の解消にほとんど効果がないばかりか渋滞を助長している気がしていた。
これは、下の図のように合流できる車線が長くなるといろんなところで合流できることになり、かえって合流される側の渋滞が激しくなる。


ファスナー合流では、合流する先頭部分でしか合流することができないので、合流がスムーズに進むことになる。
これらの説明図は、JAFのHPより拝借した。
説明図では、ジッパー法となっているが、ファスナー合流と同じことである。

これが、実際の一宮JCTの写真。(写真は、NEXCO中日本の広報資料より)

今まで合流できたところにポールを立てて合流できなくしている。

昨日の新聞記事によると、ファスナー合流を実施する前に比べて渋滞による損失時間が3割減ったそうだ。特に、本線側の名神高速道路でその効果が高いそうだ。

全国に広がるといいんだけど。