福岡アジア美術館で開催されている『木梨憲武展 Timingー瞬間の光り』に行ってきた。


和製バスキアは、言い過ぎかもしれないけど、でもこんなに楽しくて元気のでる美術展も珍しい。

まっ先に目に飛び込んできたのが、このカラフルな花の絵。
この絵は展示会ごとに拡張され、最初は花束くらいだったのが、今では額縁を超えるものに成長している。次回の長崎ではどのくらい大きくなってるんだろう?

さて、この絵のタイトルは何だと思いますか?


答えは、『窓』です。
一見乱雑なようだけど、不思議な調和が取れているように見えないですか?

この絵を見て、バスキアらしいと思っちゃいました。

『セーヌ川』というタイトルの絵が2つ並んでた。
上の作品は、処女作で、その7年後に描いたのが下の作品。よ〜く見比べてみると、色のありなしだけではなく、カップルがファミリーになっていたり、船の窓が顏になっていたりと、様々な発見がある。
この作品を見ていたカップルが気づいて話しをしていたので、自分も一生懸命見比べて、違いを見つけた。


普通、美術展というと、もの静かな雰囲気だけど、この展示会はあちらこちらで話し声や笑い声が聞こえる楽しい展示会だった。

こちらの作品は、誰もが知ってるお菓子や食品のパッケージを利用したものになってる。
これなら、小さな子でも十分楽しめるはず。現に何人もの子どもたちを見た。