なんだかんだ言っても、やっぱり印象派の絵は素人にも分かりやすい。

今回の展示会では、モネ、マネ、ミレー、シスレー、クールベ、ルノアール、ドガ、セザンヌ、ゴッホと、印象派の有名どころはほとんど揃っている。
屋外の光の描き方を重要視した印象派だが、それぞれの画家の捉え方や描き方の違いがこれだけ揃っているとよくわかる。

アルフレッド・シスレーの『ロワン川沿いの小屋、夕暮れ
とっても印象派らしい絵で、思わず深呼吸したくなるくらい清々しい。

クロード・モネ の『サン=ジェルマンの森の中で』
この展示会では、いつもの立入禁止の柵がなく限界まで近づくことができたので、この点描画もグッと近寄って点描の筆の息吹きを感じることができた。ずっと見ていても飽きない。


『ジュザンヌアダン嬢の肖像』とにかくブルーの瞳に吸い寄せられてしまった。ポスターに使われてる絵だけど、印刷技術が進んだ今でもホンモノの発色にはかなわない。

エドガー・ドガの『踊り子たち(ピンクと緑)』スカートの膨らみがいかにもパステル画らしい。
今回の展示会の中で一番のお気に入り。