ヨコビとは横浜美術館のこと。横浜だからか、なぜかカタカナで表す。(笑)

東京出張にあわせて、10年以上ぶりにみなとみらい地区へやってきた。
すっかり変わっててビックリした。

目的は、ヨコビで開かれている横浜美術館開館30周年記念の『オランジュリー美術館コレクション展  ルノワールとパリに恋した12人の画家たち』である。

オランジュリー美術館は、先週行ったコートールド美術館同様、印象派やポスト印象派のコレクションで有名である。コートールド美術館はロンドンにあるが、オランジュリー美術館はパリにある。

印象派の絵は分かりやすいので、日本では人気が高く、このコレクション展も平日にもかかわらずかなりの人だった。

ルノワールと12人の画家は、以下の人たちである。
オーギュスト・ルノワール
クロード・モネ 
アルフレッド・シスレー
ポール・セザンヌ
アンリ・マティス
アンリ・ルソー
パブロ・ピカソ
アメディオ・モディリアーニ
アンドレ・ドラン
マリー・ローランサン
キース・ヴァン・ドンゲン
モーリス・ユトリロ
シャイム・スーティン

半分以上は聞いたことのある画家ばかりである。

『ピアノを弾く少女たち』は、ルノワールの作品の中でも有名なもののひとつで、オランジュリー美術館が所蔵するもの以外にも、オルセー美術館やメトロポリタン美術館が所蔵しているものなど、5点の別バージョンが確認されている。
ただ、オランジュリー美術館所蔵の作品は、ルノワールが、晩年まで大切にアトリエで保管していたものだそうで、そんなチョーレアな『ピアノを弾く少女たち』が、21年ぶりに来日して観ることができた。

《おまけ》
桜木町駅のペデストリアンデッキから、日本透析医学会の学術集会がよく開かれるパシフィコ横浜方面の写真。