新潟の帰りに東京での会議に出席し、午後から少しだけ挨拶回りをしてから上野に向かった。
目的は、上野の森美術館のゴッホ展である。
ところが、公園の案内板を眺めてみると東京都美術館で開催されているコートールド美術館展が日曜日までだと気づいた。確か、年明けには愛知県美術館で開催されるが、東京都美術館の方は障害者は無料だけど、愛知県美術館は半額なので、ゴッホ展ではなくコートールド美術館展の方に向かった。
コートールド美術館は、ロンドンにあり印象派やポスト印象派のコレクションで有名である。
そのコレクションが大挙してやってくることなどなかったが、美術館の改修工事に合わせて日本にやってきた。
東京都美術館のあとは、愛知県美術館、神戸市立博物館で開催される。
コートールド美術館は、特にセザンヌの『カード遊びをする人々』『大きな松のあるサント=ヴィクトワール山』『アヌシー湖』などのコレクションで有名で、これらが日本に揃ってやってくることなんて、この先ないと思う。
ただ、最大の目玉はマネの最晩年の傑作である『フォリー=ヴェルジェールのバー』で、展示会の顔となっている。
この絵には多くの謎が隠されていることを今回の展示会で知った。

