クリムト展は、8つのパートに分かれている。

まずは、クリムトの家族や出自、次にクリムトの初期の作品と芸術家カンパニーの仕事の紹介。
3つ目は、クリムトに関わった女性たちの写真や手紙、4番目は日本美術からの影響。

5番目は、本展示会の目玉作品が多数あるウィーン分離派。『ユディトⅠ』はここに展示されている。さらに、もう一つの目玉である『ベートーベン・フリーズ』も。

次に、風景画、肖像画と続き、最後の生命の円環となる。
ここには、日本初公開の『女の三世代』がある。

よくぞここまで順番にまとめられたと思う。キュレーターさんに感謝。

なお、音声ガイドは稲垣吾郎さんだった。なんと初の音声ガイド役だそうだが、低音の落ち着いた声で聴き取りやすかった。
ベートーベンの第九をバックにした、『ベートーベン・フリーズ』では、何度も聞き返した。