火曜日と木曜日は、市内の高血流で有名なJクリニックで臨時透析だった。

 

自分は、エリスロポエチン製剤(ESA製剤)としてネスプを毎週月曜日の透析終了時に静注している。

臨時透析に行く施設は、確かネスプがなかったので、事前に前の週の土曜日にいつものクリニックでネスプを打ってもらった。

 

Jクリニックは、患者さんの平均血流が400mL/minで、20年以上の透析歴患者が21.9%と他の施設と比べて高い割合を占めている。

 

そんなときに日本透析医学会のESA製剤に関する論文を思い出した。

これは、長時間作用型ESAを使っている人は、短時間作用型ESAを使っている人よりもよりも、生命予後は有意に不良であったという論文である。

 

ただし、日本透析医学会からは、この論文に対して以下のようなコメントが出されている。

『本論文は、2012年末から2014年末までの本学会統計調査データベースを基に、エリスロポエチン製剤(以下、『ESA』)を投与されていた血液透析患者194,698例におけるESAの種類と2年予後の関係を解析したものです。・・・・(省略)・・・・

 本研究はあくまで観察研究であり、長時間作用型ESAの使用と死亡リスク上昇の因果関係を直接的に示すものではありません。今後、介入研究を含めた更なる検討を要するとともに、ガイドラインで定められた目標Hb値を達成する方法論(薬剤選択)について議論を深める余地があると考えられます。』

(詳細は、こちら。)

 

長生きしている患者さんが多いJクリニックでは、短時間作用型のエポジンを使っていて、それだけが理由ではないんだけど、なるほどって思っちゃった。