WOCナースは、ウォックナースといい、皮膚・排泄ケア認定看護師のことである。

 

WOCは、それぞれWound(創傷)、Ostomy(人工肛門、人工膀胱)、Continence(排泄機能の回復)を意味し、一般の人にも分かりやすいようにと2007年7月より、「皮膚・排泄ケア認定看護師」と呼ぶようになったようだが、現場では今でもWOCまたはWOCナースと呼ばれている。

 

自分が直接WOCナースさんと対面したのは、ストーマケア外来を訪れたときで、退院してから6日後(手術から20日後)だった。

 

病棟のナースさんがストーマの抜糸を主治医に何回もお願いしていたが、そのたびに主治医から拒否られていた。先生は、溶ける糸だから抜糸しなくても大丈夫とのことだった。

 

結局、抜糸することなく退院し、ストーマ外来を受診したときに、WOCナースのD子さんに抜糸に関する経緯を説明すると、縫い目のところが不潔になりやすいので、抜糸をお願いしてくると言って、隣の部屋の主治医のところに向かった。

 

どうせ、また拒否られるだろうと思っていたが、主治医が「D子さんにそこまで言われたら、仕方ないですね。」と言いながら処置室に現れ、すんなりと抜糸した。

 

WOCナースって、そんなに力があるんだと思った瞬間である。

 

ちなみに、主治医はアラフィフ、D子さんはアラフォーである。