このまちは、京都府福知山市です。

 

城とは、福知山城のことで、ドッコイセとは、この城の石垣や木材を運ぶときのかけ声のことだそうだ。

以前、宮津市(天橋立があるところ)に通ってたときには、舞鶴若狭道や京都縦貫道が開通していなかったので、電車(特急「文殊」)で行ってて、福知山は通過駅だった。

 

仕事で福知山に行くことになったので、行きは北陸道から舞鶴若狭道で、帰りは京都縦貫道から名神高速で行ってきた。

名古屋からの所要時間は、2時間半くらい。

 

福知山城の初代城主は、あの明智光秀。

全国的にはダーティーなイメージが強いけど、領民のための政治を行ったことで、ここ福知山では今でも慕われている。

なんだか、吉良上野介(忠臣蔵で討ち入りで殺された)に似ている。吉良上野介の領地であった愛知県吉良町では、今でも慕われている。

 

 

これが昭和に再建された福知山城。

 

何といっても魅力は、石垣。

 

野面積みと言われる初期のころ(400年前)の石垣が現存している。

自然石をそのまま使っているので、荒々しくて勇ましい感じがする。

他には、墓石のような真四角の石が使われてて、これを転用という。

これは、当時の反対勢力であった神社仏閣の墓石や五輪塔の石を使うことで、今までの権威を否定するものではと言われている。

 

 

天守閣からみた福知山市。

 

 

2020年の大河ドラマになるらしい。

 

ブームが来る前に来られて、よかったかもしれない。