透析医療が新聞の一面を飾ることはないが、今日の毎日新聞には一面に掲載されてた。(記事の詳細は、こちら。)
慢性腎不全の患者のiPS細胞を使って、体内で腎臓を再生し、機能を回復させる世界初の臨床研究を、東京慈恵会医大などのチームが年内にも始める。
慢性腎不全患者本人のiPS細胞から、腎臓のもととなる前駆細胞を作製し、その細胞を遺伝子改変したブタの胎児が持つ腎臓の「芽」に注入し、それを患者の体内に移植する。
その後、患者に薬を投与して芽に元々含まれていたブタの前駆細胞を死滅させると、数週間で患者の細胞由来の腎臓が再生するという。
患者の細胞だけで腎臓を作るため、通常の臓器移植と違って免疫抑制剤が不要になる。
ただ、ラットとマウスを使った異種間の研究で腎再生に「成功」したとはいえ、ヒトへの応用には「一足飛びだ」(専門家)との指摘もある。
また、ブタからヒトへの移植だけに、動物由来の感染症対策など安全性をどう確保するかが課題になる。
iPS細胞からの移植なんて夢のまた夢だと思っていたが、もうそこまでという感じかな。
