10月26日に行われた経済財政諮問会議の議事要旨が公開された。(原文は、こちら。)

 

ざっと読んでみても、『透析』という言葉は見つからない。

 

再度、新聞記事を引用してみると、

『過剰な透析、報酬引き下げ 厚労省、18年度改定で』

『腎臓病の患者に対する人工透析で、一部の医療機関が過剰な治療で利益を上げているとみられることから、政府は25日、こうしたケースについて来年度に診療報酬を引き下げる方針を固めた。

26日に開かれる経済財政諮問会議で民間議員が医療費抑制のため「実態に応じた適正化」を要請し、加藤勝信厚生労働相が来年4月の診療報酬改定で対応策を講じる考えを示す。』

 

記事のタイトルが『過剰な透析』となっているが、記事本文では『過剰な治療』となっていて、過剰な治療が過剰な透析を指すかかどうかは分からないが、諮問会議で出された資料には、4時間を超え5時間未満の透析例が出された。

 

諮問会議では、透析をやり玉に挙げたわけではなく、医療費抑制のための適正化を要請された。

 

なので、今後は中央社会保険医療協議会(通称:中医協)での議論を見守りたい。