『過剰な透析への診療報酬の引き下げ』記事について、経済財政諮問会議の資料が公開された。
ただ、議事要旨がまだ公開されていないので、どのような議論があったのかは今のところ分からない。
まず、『社会保障改革の推進に向けて』(詳細は、こちらとこちら。)
資料3-1では、アンダーラインを引いて、『透析医療の実態に応じて診療報酬の適正化を図るとともに、保険者等による糖尿病患者の重症化予防を促進』とあるが、適正化を言い換えると、過剰な透析になるのかな?
資料3-2では、2つのグラフがあり、
4時間以上5時間未満のレセプト出現率の各県別のグラフ。
これを見ると、九州各県のレセプト出現率が突出していることが分かる。
透析のことを分からない人が見れば、(必要もないのに)診療報酬上最大時間(4時間以上5時間未満)での請求が多いのは、過剰な透析という判断になるのかな。
ん~、次の改定で4時間以上5時間未満の診療報酬が下げられるかも。
これについては、そうではないことを、透析医学会や全腎協が声を上げていかなければならない。
もう一つのグラフは、
糖尿病透析予防管理指導料と人工透析のレセプト出現率のグラフである。
傾向的には、しっかり糖尿病管理をしていれば、透析導入が少なくなることが分かる。
グラフでは、県名が分からないが、厳しく指導しなければならないのは、グラフの右上にある県であろう。糖尿病透析予防管理指導料も人工透析も多いのは、やはり何か問題があるのではないか。
グラフの特異点になっているし。
経済財政諮問会議後の茂木大臣による記者会見の要旨を見ても、資料ではアンダーラインが引いてあるにもかかわらず、発言はなかったようだ。(詳細は、こちら。)
いずれにしても、どんな議論がされたかは、議事要旨が明らかになれば、分かるのではないかな。
それにしても、衝撃的なタイトルの記事を配信した共同通信には、きちんと後追い記事を書いてもらいたい。

