お盆だから、ちょっと高そうな和菓子屋さんへおはぎを買いに行った。
品のいいおばあちゃんが来て、「夜舟をいただけるかしら。」と言って、おはぎを包んでもらって帰って行った。
お店の人に聞いてみると、おはぎは季節によって呼び方が変わるんだとか。
春:ぼたもち
夏:夜舟
秋:おはぎ
冬:北窓
で、その理由は、
おはぎは、お餅じゃないから(杵で) つかないので、夜舟(夜の舟は、着いたのが分からない)、北窓(北の窓からは月が見えない(つきがない))
と、言うようになったんだとか。
今では、年中おはぎとして売っているが、昔の人は、遊び心があったんだなぁ。