今週の「ホンマでっか!?TV」、見られましたか?
番組の中で、多臓器体外摘出腫瘍切除手術を成功させたスーパードクターの加藤友朗先生が「近い将来、豚の腎臓を人間に移植することが可能になる」と言われてました。
今でも心臓の弁には、豚の弁が使われているそうで、5年よりは短いスパンでの臨床治験が行われるらしい。
この話は、豚の腎臓を遺伝子操作によって、豚内在性レトロウイルスを不活化することで可能になるんだそうです。
一方で、ヒトiPS幹細胞を豚に注入して、豚に人間の臓器を作らせることができるようで、東大の先生が膵臓での実験を行っているようだ。遺伝子操作(ゲノム編集)によって生まれた豚のことを「キメラブタ」と呼ぶそうだ。
そういえば、ブラックジャックという漫画の中では、馬の脳を人間に移植する話があったけど、技術の進歩は、漫画の発想を超えてきたようだ。