4月13日に開かれた中医協(中央社会保険医療協議会)において、画期的な提案が行われた。
透析関係では、3件。
○感染症などの医学的な理由がない個室透析について、入院時の差額ベッド代のように(選定療養というらしい)特別な料金を徴収できるようになる。
透析関係では、3件。
○感染症などの医学的な理由がない個室透析について、入院時の差額ベッド代のように(選定療養というらしい)特別な料金を徴収できるようになる。

○患者の希望による0時をまたぐ長時間透析(いわゆるオーバーナイト透析)の場合、特別な料金を徴収できるようになる。

○妊婦さんなどの上限除外対象者を除く維持透析患者で、月14回を越える透析を実施した場合、特別な料金を徴収できるようになる。
厚生労働省のHPを見たときには、そういう案が出されたという認識だったが、今朝の読売新聞の記事(http://www.yomiuri.co.jp/national/20160413-OYT1T50176.html)を読んで、あらためてHPを見てみたら、差額ベッドの方は実施することが決まったようだ。
オーバーナイトや14日を越える透析については、そういう意見があったという程度かもしれない。
厚生労働省のHPを見てみると『選定療養として導入すべき事例等」に関する提案・意見の募集について』(http://www.mhlw.go.jp/public/bosyuu/iken/p20150309-01.html)というパブリックコメントの募集が3月9日~4月3日まであったようだ。
全腎協や愛腎協は知ってたんだろうか?
ま、金持ちを優遇するような施策の提案はできないんだろうけど、全腎協や愛腎協のHP上でパブリックコメントの募集があることを告知ぐらいしてもいいと思うけど・・・。
差額ベッドによる透析は、どこが真っ先に導入するか見物かもね。
名古屋では、臨時透析で伺った○○会あたりかな。(笑)