間が空いてしまったけど、ICUで過ごした時を思い出しながら書いてみよう。

さて、ICUで一晩過ごした。
完全個室だから、隣近所の機械音やアラームはまったく聞こえなかった。
ナースさんは病棟と同じ2交代制なので、昼間は9時から17時、夜は17時から翌日の9時までと16時間勤務。途中、1時間半ほど仮眠するらしい。
夜勤の担当は、ナース歴5年の男性看護師だった。
夜勤の時間が多いことを聞いたら、月に6回くらいの夜勤だけだから、3交代制より身体は楽だって言ってた。

この男性看護師に、翌朝ベッド上で真っ裸にされ、身体拭きとオ○ン○ンまで丁寧に洗ってくれた。
なんだかクセになりそう。(汗)
次回の入院のときには、女性の看護師さんだといいなぁ。(爆)

ICUでのひと晩はぐっすり寝られることはなく、起こされては寝ての繰り返しだった。
特に気になったのは、ふくらはぎに巻かれたエアーマッサージ器。この動作音が意外と大きいことと慣れない足の違和感が大きかった。
1時間くらい寝たかと思い時間を確認すると、10分も経っていなかったりした。
とにかくICUでの時間は通常の10倍くらいに感じた。
こんなことなら、時計がない方がマシかもしれない。

翌朝、腎臓内科の先生がやってきてカリウムの値が高いので、ICUで透析をするって言って去っていった。(夢うつつだったので、カリウムの値を聞くのを忘れちゃった。)

10時ごろに透析室のナースさんと臨床工学技士さんが透析の機械とパソコンをICUに運んできた。
個人用の機械だと思っていたが、透析液の供給ホースと廃液ホースを壁側のコネクタに接続していたので、セントラルで供給されるんだとミョーに感心した。
ただ、バルブのトラブルでなかなか透析が始まらなかった。

同じ姿勢をずっと続けることに参っていたので、早く始まらないかとイライラした。

マニュアルを引っ張り出してきて、20分後にようやく透析が始まった。
ペンレス(ユーパッチ)のことをすっかり忘れていたので、穿刺は久しぶりに痛かった。
次回のオペのときには、ペンレスのことを忘れないようにしなくっちゃ。(笑)

10時半から始まった透析は、14時半に何ごともなく終わった。

ICUのナースさんが病棟に連絡すると、15時ごろに迎えに来るということだったが、15時15分になっても一向にお迎えが来なかったので、再度ICUのナースさんが問い合わせをしたら、オペ出しで忙しいので、16時過ぎになってしまうとのことだった。
それならと、ICUのナーさん達がちょうど手が空いているので、病棟まで運んでくれた。
ICUの担当のナースさんが、暇な人はみんな行こうよって声をかけたからか、総勢6人ほどのナースさんと病棟に戻って行った。

病棟の廊下でベッド同士を横付けにされ、ICUのナースさん達と病棟のナースさん達で、なすがままの状態で無事ベッド移動も果たし、病棟の個室へ移動が完了した。

まだ、ベッド上安静で、ベッドの角度も30度までと言われた。