昨日は、血液検査(PSA検査)とCT検査の結果を聞きに、泌尿器科を受診した。

取りあえず、結果は、
 PSA検査:2.5ng/mlで陰性 (4.0以上が陽性)
 腎嚢胞のCT検査:MRIで再検査
 前立腺肥大のCT検査:大きさ4cmで、治療の必要なし
だった。

PSA(Prostate Specific Antigen:前立腺特異抗原)検査は、前立腺で特異的に作られるたんぱくで、前立腺組織が壊れていなければ、血液中に漏れ出ることはない。したがって、血液中のPSA濃度が高いと言うことは、前立腺癌の疑いが濃くなる。前立腺癌のスクリーニングとして行われる。PSAの正常値は、0~4ng/mlである。

腎嚢胞については、エコー、CTではよく分からないので、MRIを行うことにした。

前立腺肥大については、無尿なので、尿が出なくなるという症状がないため、治療は行わないらしい。というより、行えないって言われた。
泌尿器科の先生は、前に前立腺肥大の患者さんに腎移植したことがあり、その時は移植後に肥大の処置をしたことがあるらしい。その時の経験から、移植の前に肥大の治療をするのがベストだが、献腎移植のようにいつ行うかが分からない場合には、肥大部を削ってもまた大きくなってしまうので、実際は移植の前に処置することは難しいんだって。

前立腺は、くるみくらいの大きさなので、4cmが大きいかどうか聞くのを忘れたので、次回の受診時に確認する必要がある。
ネットで調べると、前立腺の大きさの単位はcmではなく、容積のmlのようだ。